夏に虫刺されが増える理由

  • 気温が高くなると蚊やブヨなどの活動が活発になる
  • アウトドアや屋外活動が増えることで刺されやすくなる
  • 薄着になるため、肌の露出が増える

よくある虫刺されの種類

  • :かゆみと赤みが出る。数日で治るが掻き壊すと色素沈着や感染の原因に。
  • ブヨ(ブユ):強い腫れや痛みを伴う。治りが遅く跡が残りやすい。
  • ダニ:小さな赤い発疹が複数出ることがある。かゆみが強い。
  • ハチ:刺されると激しい痛みや腫れ。アナフィラキシーの危険があるため注意。

応急処置の方法

  • 蚊に刺された場合 → 冷やしてかゆみを抑え、抗ヒスタミン入りのかゆみ止めを塗布。
  • ブヨやダニの場合 → 強い腫れやかゆみが出るため、ステロイド外用薬を使用することが多い。
  • ハチに刺された場合 → すぐに冷やし、刺し口を清潔に。全身症状(息苦しさ、じんましんなど)が出たら救急受診。

皮膚科での治療

  • ステロイド外用薬で炎症やかゆみを抑える
  • 抗ヒスタミン薬の内服でかゆみを軽減
  • 感染が疑われる場合は抗菌薬の処方
  • 強い腫れやアレルギー反応がある場合は迅速な医師の対応が必要

予防の工夫

  • 蚊取り線香や虫よけスプレーを活用
  • 長袖・長ズボンで肌の露出を減らす
  • アウトドアでは虫よけネットや帽子を使用
  • 帰宅後はシャワーで汗や虫よけ剤を洗い流す

まとめ

夏の虫刺されは軽症で済むことも多いですが、強い腫れや痛み、全身症状がある場合は皮膚科の受診が必要です。正しい応急処置と予防を心がけることで、快適に夏を過ごすことができます。

坂戸皮ふ科では、虫刺されによる強い腫れやかゆみ、感染が疑われる症状にも対応しています。気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。