冬に乾燥肌が悪化する理由

  • 気温・湿度の低下により空気が乾燥し、肌の水分が奪われやすくなる
  • 暖房の使用で室内の湿度がさらに下がり、肌のバリア機能が低下する
  • 血流が悪くなり、肌のターンオーバーが乱れることで乾燥や肌荒れが起こりやすい

保湿のコツ

  • 化粧水+乳液+クリームの重ね使いで水分と油分をバランスよく補う
  • セラミド・ヒアルロン酸・シアバターなど保湿成分を含むアイテムを選ぶ
  • 入浴後は10分以内に保湿を行うことで水分蒸発を防ぐ
  • 顔だけでなく、全身保湿を心がける(腕・脚・かかと・唇・手など)

入浴方法のポイント

  • お湯の温度は38~40℃程度のぬるめに設定する
  • 長時間の入浴や熱いお湯は皮脂を奪い乾燥を悪化させる
  • ゴシゴシ洗いは避け、低刺激の洗浄料を使う
  • 入浴後はタオルで軽く押さえるように水分を拭き取り、すぐに保湿ケアを行う

スキンケアの選び方

  • 冬は高保湿タイプの化粧水・乳液・クリームを選ぶ
  • 敏感肌の方はアルコールや香料が少ない低刺激タイプがおすすめ
  • 美容オイル(アルガンオイル、ホホバオイルなど)をプラスすると保湿力がアップ
  • リップクリームやハンドクリームも忘れずに使用する

まとめ

冬の乾燥肌対策は、保湿を徹底すること、入浴方法を見直すこと、スキンケアを季節に合わせて選ぶことがポイントです。毎日の小さな習慣が、肌の健康を守る大きな力になります。

坂戸皮ふ科では、乾燥肌や敏感肌に合わせたスキンケアのご相談も承っています。お気軽にご相談ください。